【貯金力アップの選びかた】人生の高い買い物TOP3 ③車
こんにちは、Namiです。
人生の高い買い物TOP3って聞いたことありますか?
1.住宅
2.保険
3.車
なんだそうです!
今回の記事では、人生の高い買い物TOP3のうちのひとつ、【車】に、貯金の邪魔をさせない、貯金力アップの選び方をご紹介します。
この記事を読んでいただければ、
・子育てに車は必要か?
・購入 vs シェア vs レンタル どれがお得?
・損しない車の選びかた
・知って得する保険の話
がわかります!
車はあると便利ですよね。
特に子供が小さければ小さいほど、あると便利なアイテムです。
しかし、「あると便利」だからといって、必要性が高くないのに持っておくと、他の資金や貯金の妨げになってしまいます。
車を持つことのメリットとコストをしっかり知って、本当に必要なものなのかどうか、確認してみましょう。
子育てに車は必要か?
地方に住んでいて、車がなければ暮らしていけない環境の方もいらっしゃると思います。
まずは、車がなければ暮らしていけない環境なのかどうかを考えてみてください。
「なくてもなんとかなる」というご家庭でしたら、家族の理想の車を使い方も含めて考えてみてください。
・大きさはどれくらいか
・どこに置くのか
・週に何回くらい使うのか
そして、その車を持つためのコストを計算してみてください。
例えば、
・コンパクトカーを購入、中古で60万円くらい
・駐車場は自宅マンションのものを契約、月2万円
・週に2~3回、主に買い物に利用する
・中古車なので車検は2年に一度
・保険は安いもので構わない
このケースだと、ざっくりとですが、10年間保有すると考えると、コストは月3万円程度となります。
月3万円程度ですと、年間で36万円、10年間で360万円です。
360万円かけて車を保有する価値があるのか?が1つめの重要ポイントです。
悩んだときは、車の代わりになるものが何か?を考えてみてください。
自転車で代用できるのか?
バスや電車でもいいのか?
タクシーを使うのか?
レンタカーなのか?
例えば週2~3回、タクシーで買い物に行くとします。
1回往復で2,000円使うとすると、週4,000円~6,000円使うことになりますね。
4週間で16,000円~24,000円です。
マイカーよりも安く済みます。
ただし、タクシーを捕まえる手間、子供連れで申し訳なく思う、毎回支払いをするストレスなどが差額の価値を超える場合は、マイカーという手段も考慮に入れてしまいましょう。
我が家の場合、
・スーパーは近いので自転車で十分、徒歩でも行ける
・大きな買い物は通販や配送を頼んでしまう
・バス停が近く、地下鉄の駅も遠くないので遠出でもそこまで苦労しない
・子供たちもバスや電車は嫌がらない
などの理由から、車はコストの割にメリットが少ないので、マイカーを持つ選択はやめました。
周辺環境や子供の性格などによって、必要かどうかは家庭により異なります。
車を持つ理由、持たない理由、費用対効果、を考えてみてくださいね。
購入 vs シェア vs レンタル どれがお得?
全て考えたうえで、それでも車が必要!となった場合、「所有する」以外の方法もあります。
最近増えている【カーシェアリング】や、必要な時に借りられる【レンタカー】などです。
それぞれのメリット・デメリットがありますが、日常使いする車を検討するためのポイントとしては、
・カーシェアの設置場所、レンタカーの店舗などが徒歩圏内にあるのか?利用したい時間に開いているのか?
・損益分岐点はどこか?
の2つです。
カーシェアやレンタカーを検討するにしろ、設置場所や店舗などが近くになければかえってストレスですし、利用したい時間に営業していないなら意味がないですよね。
カーシェアやレンタカーは、利用する時間によって値段が変わってきます。
そのため、「どれだけ利用したら高くなるのか」の分岐点が必ずあります。
例えば、カーシェアの利用料が15分で200円だった場合、月の利用時間が37.5時間を超えると、月3万円のマイカーのほうが安くなります。
これが損益分岐点です。
損益分岐点がわかれば、自分の生活で車を使う時間を当てはめてみて、損益分岐点を超えるかどうかの確認ができますね。
損しない車の選びかた
同じ車を買うなら、少しでも安く購入したいですよね。
購入におススメの時期があります!
新車の場合
車のメーカーにもディーラーにも、必ず「決算期」というものが存在します。
決算前に販売台数を伸ばそうとするディーラーは、大きな値引きをしてくれます。
不要なオプションがついていないかは必ずチェックしましょう。
また、メーカーや車種にこだわりがないのでしたら、複数のディーラーでいろいろなメーカーの見積もりを比較しましょう。
自分のところで買って欲しいディーラーさんは、交渉に応じてくれる可能性が高いです。
中古車の場合
中古車は、「年式」や「走行距離」が価格に大きな影響を与えます。
1月には年式が落ちるので、安くなる傾向があります。
新車の購入の際、下取りに出された車は中古車市場にまわってきます。
つまり、新車の購入が多い時期を少し過ぎた頃、中古車は供給が多くなり値段は下が ります。
新車のディーラーさんの決算期の翌月~翌々月を狙ってみるのもいいと思います。
知って得する保険の話
車を購入すると、法律で定められている「自賠責保険」に必ず加入します。
ただし、万が一事故を起こした際には、自賠責保険のみでは心もとないのも事実です。
そういう時には、民間の保険会社の「自動車保険」に加入すると思いますが、自動車保険は若い人ほど高い傾向があります。
自動車保険に安く加入する方法をいくつかご紹介しますね。
①親から引き継ぐ
親がもう車に乗らない場合、親の自動車保険の等級を引き継ぐと、安い料金のまま契約できるケースがあります。保険会社さんに聞いてみてください。
②長期契約にする
通常1年更新の自動車保険ですが、2~3年の長期契約にすると、保険料が割引されることがあります。
③運転する人を限定する
ママかパパがどちらかしか免許を持っていない場合、運転する人を限定しておくと保険料は抑えられます。
④ネット損保会社を利用する
対面で保険加入手続きをする会社よりも、ネットで契約する会社のほうが保険料は割安です。
事務所の家賃や人件費を抑えられるため、保険料も安くできるのです。
まとめ
・車が必要かどうかは、車を持つ理由、持たない理由、費用対効果を考える。
・購入かカーシェアかレンタカーか悩んだときは、設置場所・店舗への行きやすさと損益分岐点を考える。
・新車を購入するときは、決算期を狙ってみて。複数の会社で見積もりをもらうのも効果的!
・中古車を購入するときは、年式が落ちる1月か新車購入後の下取り車を狙ってみて。
・自動車保険に安く加入するには、親の等級を引き継ぐ・長期契約・運転する人を限定する・ネット損保会社などが有効!
本当に必要かどうか、見極めて、必要だったらより安く購入する工夫を!
差額はぜひ貯金してくださいね。