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【貯金力アップの選びかた】人生の高い買い物TOP3 ②保険

こんにちは、Namiです。

 

人生の高い買い物TOP3って聞いたことありますか?

1.住宅

2.保険

3.車

なんだそうです!

 

今回の記事では、人生の高い買い物TOP3のうちのひとつ、【保険】に、貯金の邪魔をさせない、貯金力アップの選び方をご紹介します。

 

この記事を読んでいただければ、

医療保険の必要性

・保険に入る、見直すタイミング

・損しない保険の選びかた

・知らないと損する保険の話

がわかります!

 

医療保険の必要性

保険、というと民間の保険会社の保険商品を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

 

実は日本では、国民皆保険制度という、国が運営する保険に全員入ることになっています。

全員入ることになっているということは、もちろんあなたも入っているということです。

 

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なぜ最初にこんな話をするかというと、全員入っている保険であるにもかかわらず、内容を知らないせいで無駄に民間の保険をかけている人が多いんです。

 

だから最初にきちんと自分が入っている保険を知って、足りない部分を民間の保険会社の保険で補っていく、という考え方が重要です。 

 

 

詳しく知りたい場合には詳しくお伝えしようと思いますが、今はまず以下の3つを覚えておいてください。

 

①医療費が1万円かかっても、窓口で支払うのは3千円だけ。

 

②入院して医療費が100万円かかっても、窓口で支払うのは約9万円

 

③病気やケガで仕事できず給料がもらえなくても、休業補償がある

 

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 民間の保険に入るケースとして多いのは、入院に備えて、ですよね。

 

でも、②の通り、入院しても窓口で支払うのは約9万円のみです。

そのために、月何万円もかかる保険に入りますか?

 

 

収入が途絶えてしまうと困るから…と備えるケースもありますね。

 

でも、③の通り、休業補償があるんです。

月何万円もかかる保険、必要ですか?

 

保険が全くいらないと言うつもりはありません。

ただ、入りすぎている方が多いので、きちんと考えてみて欲しいのです。

  

保険に入る、見直すタイミング

保険に入ればいいということでもありません。

ライフステージに合わせて、見直していくことも重要です。

 

そうです。

ライフステージの変わり目が、保険に入る・見直すタイミングです!

 

ライフステージの変わり目ってどんな時でしょうか?

 

親元から自立したとき、結婚したとき、家を買ったとき、

 

子供が出来たとき、子供が増えたとき、子供が自立したとき、

 

転職したとき、退職したとき、

 

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人生にはいくつもの”変わり目”があります。

 

保険に貯金の邪魔をさせないためには、ライフステージに合った保険を選ぶことが重要です。

 

ライフステージが変わったときには見直しをするようにしましょう。

 

 

損しない保険の選びかた

 

お気づきかもしれませんが、保険で損しないためには、ライフスタイルに合った保障を持っておくことが大事です。

 

例えば、一人暮らしのときに、死亡保険を大きく掛ける必要はあるでしょうか?

残される家族がいないときには、自分の葬儀代があれば十分です。

 

例えば、大黒柱であるパパかママが倒れて入院したとき、生活していくにはどれくらいの保障が必要でしょうか?

普段の収入と同じか、病院通いが入るのでそれ以上に必要になるかもしれません。

 

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まず、今のご家庭のライフスタイルにはどんな保障がどれくらい必要かを考えてください

 

そして、今自分が加入している国の保険制度からどれくらい保障が入るのか調べてください

 

例えば、

入院したときには給料分、家庭の収入が下がる(ので補填したい)。

              ↓

国の保険制度から、働けなくなって4日目から約3分の2の保障が出る。

              ↓

最初の3日目は有給でなんとかするとして、4日目からは残りの3分の1の保障が欲しい。

 

入院した時に必要な補償は、今の給料の3分の1ということになります。

 

ざっくりとした計算ですが、今の給料が月30万円だとしたら、1日あたり1万円ですね。

 

1万円の3分の1ですから、1日あたり約3,400円の保障があればいいということになります。

 

1日あたり1万円の保障は多すぎることがわかりますね。

 

多いほうがいいじゃん!と思われるかもしれませんが、保障が多いということはその分掛金が高いということです。

 

ご家庭にあった保障を、無駄なく用意しましょう。

 

 

知らないと損する保険の話

保険会社も商社も仕組みは同じ

 

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保険料ってなぜ高いと思いますか?

 

保険会社の高額なCM宣伝費、広告費、事業所の家賃、販売員の人件費、利益、どこから出すのでしょうか?

 

もちろん、あなたの保険料からです。

 

あなたに万が一があった時に支払われるお金に加えて、保険会社の宣伝費、経費、人件費、などを全て載せた金額が保険料として提示されています。

 

ネット保険が安いのは、事業所の家賃や人件費などが少なくて済むからです。

 

保険と宝くじは同じと思うべし

宝くじは、買った人の中から幸運な人が当たり、お金をもらえます。

保険は、加入した人の中から不運な人が当たり、お金をもらえます。

 

宝くじが当たらなかったら、返金してもらいますか?

「夢を買った」と思うことでしょう。

 

保険が当たらなかったら、返金してもらおうと思うのはなぜですか?

「安心を買った」と思っておきましょう。

 

もちろんこれは、返金があるタイプの保険はその分上乗せされているからです。

 

 

まとめ

・日本人はみんな国の保険に加入している!保険の内容を知りましょう。

 

・保険で損したくなければ、ライフステージごとに見直しが必要。

 

・保険で損したくなければ、ライフステージにあった保障を必要な分だけ無駄なく持ちましょう。

 

・保険料には保険会社の利益、経費、人件費、全て上乗せされています。経費が安い会社は保険料が安いということです。

 

・保険と宝くじは同じだと思いましょう。返金があるタイプの保険はその分掛金に上乗せされています。

 

 

日本の保険の加入率は90%近く。月の平均支払額は世帯あたり32,000円です。

 

保険は長期で支払うものです。積もれば何千万になっていきます。

ご家庭にあった保障を必要な分だけ。

 

家族の幸せな家計のために、賢く備えましょう!