ママ・パパのための貯金力アップ!マネー教室

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【貯金力アップの選びかた】人生の高い買い物TOP3 ①住宅

こんにちは、Namiです。

 

人生の高い買い物TOP3って聞いたことありますか?

1.住宅

2.保険

3.車

なんだそうです!

 

今回の記事では、人生の高い買い物TOP3のうちのひとつ、【住宅】に、貯金の邪魔をさせない、貯金力アップの選び方をご紹介します。

 

この記事を読んでいただければ、

・家を買う vs 借りる 選ぶ時の考え方

・家計の中で住宅にかけるお金の目安と注意点

・住宅ローンで損をしないためのポイント

・住宅ローンの繰り上げ返済はお得なのか?

・知らないと損する補助金の話

がわかります!

 

家を買う vs 借りる 選ぶ時の考え方

家を購入するべきか、賃貸に住むべきか。

結論から言うと、どちらもメリットとデメリットがあります。

 

そして、長期的に見るとどちらもさほどかかるお金は変わりません

※それでも計算して決めたい方は別途考え方をご紹介しますね

 

なので、まずは家族の理想の家を考えてみてください。

 

都心部なのか、郊外なのか、地方なのか

・駅からの距離

・一戸建てかマンションか

・周辺の環境

・どう暮らしたいのか

・職場からの距離

・老後はどこで暮らしたいのか

 

そして、優先順位をつけてください。

 

私の友人の場合だと、

・実家の近く

・子供たちが走り回っても迷惑にならない

・小さくてもいいから庭がある

・バス停が近ければ駅から遠くてもいい

・職場は近くで見つけるので今は考えない

という優先順位をつけ、

 

実家の近くで物件を探していたら、1階のみ小さな庭つきのマンションを見つけ、そこを購入しました。

 

遊びに行ったことがありますが、駅からはちょっと歩くのは大変でした。

でも、バス停からは徒歩5分ほどでした。

 

彼女が賃貸ではなく購入した理由は、子供たちが壁に落書きしたり床をへこませたりしても気兼ねなくいられるから、だそうです。

 

確かに、子供は何をするかわからないですもんね。

 

もちろんお金のことも大事ですが、お金から考えるのではなくて、理想の暮らしから考えてみてくださいね!

 

ただ、最近は長寿リスクも考えておく必要があります。

老後は高齢者住宅などに住む予定でしたら別ですが、一般の物件ですと審査が厳しくなります

 

老後も含めて、家族の理想の暮らしを考えてみてください。

 

家計の中で住宅にかけるお金の目安と注意点

とはいえ、理想の暮らしのために際限なく住宅にお金をかけるわけにはいきません。

 

手取り収入に対して、住宅にかけるお金の割合は、30%未満になるのが理想です。

 

ものすごくざっくりですが、年収600万円(手取り460万円程度)のご家庭であれば約10万円程度を目安としておくべきです。

 

注意しなければならいのは、住宅ローンや家賃だけが住宅費ではないということ。

 

マンションだったら「管理費・修繕積立金」、一戸建てだったら「メンテナンス費」を含めて「住宅にかけるお金」とみておくべきです。

 

《購入の場合の注意点》

忘れてはいけないのは「税金」と「火災保険料」です。

毎年固定資産税、数年に一度火災保険料がかかりますのでこれも「住宅にかけるお金」の中に含めておくべきです。

 

《賃貸の場合の注意点》

「更新費」も忘れないようにしましょう。

およそ2年に1度、契約の更新がありますのでこれも「住宅にかけるお金」の中に含めておきましょう。

 

 

住宅ローンで損しないためのポイント

購入する、となった場合には、「住宅ローン」を使う方がほとんどです。

住宅ローンの基礎知識については別の記事でご紹介しようと思います。

 

損しないためにおさえておくポイントとしては、

・物件と住宅ローンは住宅ローン控除の対象になるのか

団体信用生命保険にはどこまで含まれるのか

の2点です。

 

物件は住宅ローン控除の対象になるのか

住宅ローン控除という、住宅ローンを借りている人のための減税制度があります。

 

この住宅ローン控除、住宅ローンならなんでもいいわけじゃないんです。

 

所定の耐震基準を満たした物件に適用されるんです。

 

住宅ローン控除は、10年間、年末の住宅ローン残高に応じた控除額が、所得税から控除される制度です。

 

最大で、10年間で400万円の節税効果があります。

 

耐震基準を満たさない物件と耐震基準を満たす物件の差額が400万円以内であれば、住宅ローン控除まで考慮して考えることができますね。

 

団体信用生命保険はどこまで含まれるのか

これは住宅ローンというより家計全体で考えるべきポイントになってくるのですが、住宅ローンを組む場合、団体信用生命保険に入ることがほとんどです。

 

団体信用生命保険は、住宅ローンを借り入れしている人が万が一亡くなった場合、その後の返済が不要になります

 

この団体信用生命保険、いくつかプランがある場合があって、がんになった場合、三大疾病になった場合、などに同様に返済が不要になるケースがあります

 

すると、がんになった場合、三大疾病になった場合、に備える任意保険はいらなくなる可能性があります

 

保険料の負担が減りますね!

 

 

住宅ローンの繰り上げ返済は得なのか?

繰り上げ返済、というのはよく耳にする言葉ではありませんか?

 

月々のローンを返しつつ、別で貯金をしておき、貯まったら一気に返すと、総支払額を下げることができます。

 

繰り上げ返済の方法は、返済期間を短くする「返済期間短縮型」と毎月の返済額を軽くする「返済額軽減型」があります。

 

総支払総額を下げる効率的な繰り上げ返済方法は、「期間短縮型」ですが、ローンの支払いが終わってしまったら、前述の団体信用生命保険の期間も終わってしまいます

 

繰り上げ返済に手数料がかかる場合もあります。

何度もしていると手数料で損してしまうかもしれませんね。

 

単純に金額だけではなく、付加価値までみることで損をしない繰り上げ返済を考えてみてくださいね。

 

知らないと損する補助金の話

行政が行っている補助金というのは、こちらから申請しないともらえないものです。

「知らない」というだけで損することがあります。

 

下記のような簡単に検索できるサイトもありますので、購入する場所に補助金があるかどうか調べてみましょう!

house.goo.ne.jp

 

まとめ

・住宅を購入にするか賃貸にするかは、理想の暮らしから考える!

・家計の中で住宅にかけるお金は手取り収入の30%未満が目安。管理費や税金や保険、更新料なども含めるのを忘れずに!

・住宅ローンを組むときは住宅ローン控除と団体信用生命保険を要チェック!

・住宅ローンの繰り上げ返済は保険との兼ね合いを考えて!

・購入するときには補助金助成金を調べて活用すべし!

 

 

難しい、面倒くさい、で避けてしまうのは簡単ですが、きちんと知っておくことで損することを避けられます。

 

根底はいつも家族の幸せのためです。

家族の幸せな家計のために、いっしょに勉強しましょう!